ホメオパシーとは

有名人、セレブの間で静かに広まっているのが、このホメオパシーです。この言葉は知っているけれども、実際、ホメオパシーの意味を知らないままの人は、かなり多いことと思います。

ホメオパシーとは、今から約200年前に、ドイツの医師、ハーネマンという人が、人間がもともともっている自己治癒力を使用することによって、病や症状を治していこうと言うメソッドのことです。

いまの時代、食べ物は栄養豊富になっているし、むしろカロリーの摂取し過ぎや添加物や農薬の懸念があります。また病にかかればすぐに薬が使われがちです。でも本当は、体の自然な治癒力に任せていれば、自然に健康が保たれ、病を撃退することも可能なのです。

あまりに過保護になりすぎた現代人の生活は、むしろ人の免疫力を弱くし、病にかかりやすくしているという説は。最近のオーガニック食品やマクロビオティックの食品を摂取する風潮を生んでいます。

このホメオパシーの考えの根本となっているのが、同種の法則、症状を起こすものが、その症状を取り去るものになる、という考えに基づいています。

このホメオパシーの考えに乗っ取って、生活習慣や食生活を整えていくことが何よりも大事なのです。基本的に症状には同じような症状を与えることで、それを制していくという考えがあり、それがいまのアレルギー治療などに活用されているということです。同種療法によって、悪いものを全部出してしまうことで根本的な治療ができるのです。

【関連サイト】
ホメオパシー – 京都にあるホメオパシーの学校です

クラシカルホメオパシーとは

クラシカルホメオパシーは、ホリティック療法に基づいた考え、つまりは人間の体をトータルに、体、感情、精神からなっている一つの完結した存在として、病気ではなく、人の本来の治癒能力を引き出すことが最大のレメディであるという考えです。

人間が本来もっている治癒力、そして潜在的にもつ免疫力というのは、どんな薬も食事も凌ぐパワーをもっており、そうした自然のパワーを最大限に引き出すような生活習慣や治療法を心がけていくことが大切ということです。

語源の「ホメオ」とは、ギリシャ語で同類、類似、「パソス」は病気、苦しみを意味するそうです。つまりクラシカルホメオパシーとは、ホメオパシー本来の古典的レメディを守り、病気と同じ作用をもたらすもの、つまり同種によってその病気そのものを治すという考えに基づいており、現代医学などで用いられる、異種のものを投入することで病や気になる症状を抑えるという対処方法とは逆になるものです。

現代医学のことは「アロパシー」といい、「アロ」自身は、他の、という意味になります。症状とは逆の効果をもたらすもので治療しようとする姿勢としては、ホメオパシーとは真逆の考えになります。

でも、こうした現代の医学や薬ではどうにも解明できない、治療できない病気、症状などがあるのも事実です。ホメオパシーでは、症状と同じ作用をもたらすレメディを与えることで、その症状の緩和や治癒を目指していきます。比較的副作用もすくなく、現代医学で治療できない症状などにも用いられています。

オルガノンとは

オルガノンとは、ギリシャの哲学者アリストテレスの著作の一つとされています。実際には、彼の死後に、彼の著作の継承者によって編纂されたといいます。

オルガノン、そのものは、ギリシャ語で「道具」を意味します。だから哲学的にいえば、真実に到達するための道具としての哲学、知識といったほうが分かりやすいかもしれません。

ホメオパシーのなかで、その基本的な考えを学んだり、実践する人のバイブルと呼べる書籍が、ホメオパシー提唱者のハーネマンが作者の、『医術のオルガノン第六版』があります。実際にホメオパシーを生活や治療に取り入れている人にとって、必ずぶち当たる問題、また解決できない難問がありますが、このオルガノンがその難問の解決のヒントを与えてくれます。

ホメオパシー治療のバイブルといえるこの著作は、いままで英語を通じた翻訳や、日本語訳の本に誤訳があったり、注釈が割愛してあったりして、ハーネマン自身のレメディが正しく伝わっていないこともあったようです。

しかし、いまでは原典の古典ドイツ語からの日本語訳の本がでるようになってきて、日本でもホメオパシーの考えがより正しく伝わるようになりました。ホメオパシーもいまでは様々な流派がありますが、そのなかでも唯一殆どの流派で使われているのが、この『医術のオルガノン第六版』になっています。

現代医学とは対局をなすものですので、このレメディに時に疑問や納得いかない点がでてくると思いますが、そのときには、この基本の『オルガノン』に立ち返って、悩み解決のツールとして利用してみてはいかがでしょうか。

ハーネマン

ハーネマンは、言わずと知れたホメオパシーの提唱者で、いまから約200年前のドイツの医師です。現代医学に対するホメオパシーレメディを提唱していた人物です。彼の考えやその処方、治療法は、『医術のオルガノン第六版』に詳しく記されています。

ホメオパシーは、同種のものを用いて、病や症状を治療していくという考えのレメディです。ハーネマンは、この症状を引き起こす原因になるものを、体にごく希釈して与え、体に副作用を起こすことなく、気になる症状だけを取り除いていくことを目的としています。

現代の薬品は、確かに効き目はありますが、それには強いだけの副作用などがつきものです。しかし、このホメオパシーは、体のなかにもつもともとの治癒力や免疫力を引き出して治療をするという、現代の医学とは異なるアプローチをもつので、それによって現代医学で治療できないものも寛解するという結果がもたらされる事が多いようです。

現代の食生活や西洋の薬は、栄養があったり、効き目があるものも多い反面、その副作用が懸念されるようになっています。またアレルギー疾患のようなものは、現代医学ではなかなか完治が難しい病の一つです。

そんなときに、このハーネマンの提唱したホメオパシーのレメディを使用することによって、症状が楽になったり、薬では治療できないやっかいな症状も治すことができるようになっていくのです。もちろん一朝一夕には完治はできず、ステップバイステップ、一歩進んで二歩下がるような形ですこしずつ良くなっていくことが多いものです。